2017年1月22日日曜日

世界文化遺産「斎場御嶽」と沖縄南部の隠れ家「百名伽藍」で頂くランチ

こんにちわ。沖縄大好きシーサーです。

今回は、沖縄大好きシーサーもお気に入りスポット!沖縄の原風景が残る沖縄県南部に位置する沖縄県南城市にある“大人の隠れ家的なホテル”として知る人ぞ知る人気の百名伽藍へ昨夏に行って来た時の紹介です。今回はレンタカーで南部にある琉球の世界遺産として近年注目される「斎場御嶽」を観光した帰りに立ち寄りました。


斎場御嶽(せーふぁうたき)は、琉球王国の創世神「アマミキヨ」がつくり上げた、琉球王朝時代に国家的祭事が行われていた沖縄を代表する聖地として現代に語り継がれ、今もなお「聖なる空間」としてその信仰は手厚く守られています。観光の際には、あくまで信仰の聖地であるという意識のもと観光ではなく、聖地にお参りに来たという心構えで参拝しましょう。

参拝前に入場チケットは、南城市地域物産館(098-949-1899)で購入のため直接、斎場御嶽に行くのではなく一旦、物産館に立ち寄ってチケットを購入してから斎場御嶽の入口にある緑の館・セーファへ行きましょう。

ハイライトは、聖域のひとつである三庫理(さんぐーい)と呼ばれる三角形のトンネルになった聖なる空間。奥に進むと左手に神の島として有名なあの“久高島”を拝むことができます。もともとは男子禁制の聖地であり、あの琉球国の国王ですら中に入るときは女性用の衣服に着替えたと言い伝えが残ります。

2000年に世界遺産に登録されてからは、たくさんの観光客や観光バスで来る団体ツアー客が増え、今では海外からの観光客も当たり前のように訪ねるスポットになってしまいました。くれぐれも観光地ではなく礼拝所を訪ねるという清らかな気持ちで参拝をしましょう。


斎場御嶽をあとにしてみーばるビーチ方面へ車をすすめ、今回は以前から行きたかったホテルのひとつである「百名伽藍」を訪ねました。残念ながら宿泊ではなく、誕生日を迎えた松山の美人キャバ嬢ことRさんの誕生祝をかねて無理やりランチデートということで付き合ってもらいました(Rさんありがとう)。



到着後、ホテル玄関口よりレストランまでとても高級感があり、本当に落ち着いた雰囲気があり、まさに“大人の隠れ家”という印象がピッタリのホテルでした。食事はホテル内にあるオーシャンビューレストランの“甘露”にて東シナ海を眺めながらの美味しいランチ。ランチタイムはコースごとに料金設定があり、行雲コース(3,400円税別)、両忘コース(5,000円税別)、洗心コース(7,000円税別)と3つのコースがありましたが、今回はRさんに両忘コース、沖縄大好きシーサーは行雲コースを頂きました。





 非常にクオリティが高く、味だけでなく料理を見て愉しむという表現が正しいかどうかわかりませんが、それは同伴してくれたRさんの笑顔をみればこっちまで連れてきたかいがあったと思えるほどでしたね。実際に食べてみて美味しいのは勿論、食材にもこだわっており、かといって沖縄郷土食がそこまで強くなく、とても上品なコース料理でした。

スタッフもしっかり、料理の説明を一品ずつしてくれましたよ。締めのデザートもいうことなし。Rさんデザートが一番の笑顔でしたね。その笑顔と碧い海を眺めながら食事ができるだけで満足でした。

食後は、ちょっとホテルスタッフに無理を言って「今度二人で来るから」ということで館内を少し案内してもらいました。高級感は当たり前として第一印象は“自然との調和”といったところでしょうか?琉球ならではの赤瓦や琉球石灰岩など沖縄の素材が至る所に使用された和流様式の建造物で目を引くのが巨大なガジュマルが生い茂る中庭に洞窟(ガマ)に佇む高さ6、7メールはあると思われる石仏。






他にも館内には絵画ギャラリー、ライブラリもあり、ロングステイを意識したまさに“大人の隠れ家”を連想させるくつろぎの時間を演出する工夫がなされていました。また、客室はまさに二人だけの空間といった演出がされており、浴場も海に面した贅沢なロケーションになっています。

また、最上階には6つの貸切露天風呂があり、東シナ海を一望、さえぎるものは何もないという絶景露天風呂があり、ここもまさに二人だけの空間ですね。宿泊者は無料で利用できるので天気がいい日は最高の心身リラックスが楽しめそうです。



沖縄といえば北部のリゾートホテルというイメージがありますが、沖縄南部にもこのような素晴らしいホテル、そして沖縄の原風景がたくさん残っているので個人的には沖縄南部のドライブも捨てたもんではありません。沖縄南部を訪ねたことがないというあなたは是非、斎場御嶽(せーふぁうたき)と百名伽藍のランチというドライブコースはいかがでしょうか?


■世界文化遺産 斎場御嶽(せーふぁうたき)
〒901-1511 沖縄県南城市知念字久手堅地内
電話:098-949-1899
【チケット販売所】南城市地域物産館 沖縄県南城市知念字久手堅539
※チケット販売は17時15分まで(11~2月は16時45分まで) ※駐車場無料 約150台 
【開館時間】9時~18時(11~2月は17時30分まで)
※斎場御嶽には年に数日の休息日がありますのでお出かけの際にはかならずHPなどで確認、問い合わせてから参拝しましょう。
http://okinawa-nanjo.jp/sefa/


■百名伽藍(ひゃくながらん)
〒901-0603 沖縄県南城市玉城字百名山下原1299-1
電話:098-949-1011
http://www.hyakunagaran.com/index.php



2016年7月29日金曜日

碧く美しき魅惑の秘境・八重山諸島、南ぬ島・石垣島の魅力に迫る

こんばんわ。沖縄大好きシーサーです。

今回は、沖縄の美しき離島の中で最も観光客に人気がある八重山諸島の中心・石垣島の紹介です。離島観光の玄関口である離島桟橋ターミナルは石垣市街の中心に位置し、観光の拠点として付近には複数の宿泊施設が集まるエリアです。離島桟橋ターミナルからは西表島、由布島、竹富島、小浜島、黒島、波照間島などへの高速フェリーが毎日運行しています。



当然、石垣島にも魅力的な観光地はたくさんあり、石垣ならではのグルメも楽しむことが出来ます。石垣島を代表する観光地といえば、碧く美しいサンゴ礁の海が広がる川平湾であり、美しすぎる石垣島の絶景スポットとして紹介されることが多い人気のスポットです。石垣市街地からもレンタカーで約40分の距離にあります。


八重山諸島の最高峰、於茂登岳とともに国の名勝に選ばれて「西表石垣国立公園」となりました。真っ白な砂浜とエメラルドグリーンに輝く透明度の高い海とのコントラストはまるで絵画の世界に飛び込んだような神秘的な風景が広がります。色とりどりの熱帯魚や美しいサンゴ礁を堪能できるグラスボートにも気軽に乗船することが出来るので今では海外からの観光客にもとても人気があります。

また、川平湾から南へレンタカーで約20分、名勝「名蔵湾」を一望する丘にある豊かな自然を背景に旧き良き八重山の家並みを再現したテーマパーク「石垣やいま村」があります。国の有形文化財に登録された赤瓦の古民家から響く三線の音色が離島の旅情を掻き立てます。三線教室も開かれているほのぼのした雰囲気が何とも言えません。「石垣やいま村」の人気者と言えば“リスザル”です。


園内の“リスザルの森”にて飼育されており、森に入って暫くすると彼らの姿が見ることが出来ます。群れで生活をしており、通常のサルよりも小柄な“リスザル”は人間に対する警戒心もほとんどなく、気が付けば足元から肩の上によじ登って来るほど。気を付けないとハンドバッグの中のものをかっさらって行ってしまうくらいいたずら?好きなサルたちですが、とても愛嬌があり、観光客にも人気ですね。

今回、石垣島では舟蔵の里で石垣島では珍しい「ひつまぶし」や和流ダイニングみふねでは「アグー豚と島野菜のしゃぶしゃぶ」、さらには「石垣牛しゃぶしゃぶ」まで堪能することが出来ました。また最近人気のスポットとして「ミルミル本舗」があります。小高い丘の上に建ち、石垣の碧い海と西表島、小浜島や竹富島を眺望することができる絶好のロケーションを誇ります。

          <古民家で食事ができる舟蔵の里>

          <舟蔵の里ひつまぶし>

          <あぐー豚と島野菜のしゃぶしゃぶ>

          <石垣牛しゃぶしゃぶ>

八重山諸島の離島観光の基地として有名な石垣島ですが、まだまだ魅力的な観光スポットやグルメスポット、雄大な自然がたくさんある魅力的な島です。南ぬ島石垣空港から市街地まではレンタカーで約30分の距離にあり、レンタカーを使ってめぐるには手頃な離島のひとつです。沖縄本島からさらに南西に400㎞に位置する南の楽園にあなたも是非、お訪ね下さい。

          <ミルミル本舗からの眺望は絶景>

■石垣やいま村
907-0021 沖縄県石垣市名蔵967−1 
電話:0980-82-8798
【営業時間】年中無休 9001730(受付1700まで)※天候等により変更の場合あり
【入村料】大人(中学生以上)1,000円 子供(3歳以上小学生以下)500

■舟蔵の里
907-0024  沖縄県石垣市字新川2468-1
電話:0980-82-8108
年中無休 11:0022:00 ラストオーダー2100 駐車場30

■和流ダイニングみふね
907-0024  沖縄県石垣市新川1129-2 みね屋工房
電話:0980-87-8737
年中無休 ランチ11:3014:00 駐車場60

■ミルミル本舗本店
907-0024 沖縄県石垣市新川1583-74
電話:0980-87-0885
http://mirumiru-honpo.com/



神の島“久高島”海の彼方のあの世「ニライカナイ」にいちばん近い島

こんばんわ、沖縄大好きシーサーです。

今日は、神の島“久高島”の紹介です。沖縄には神に見守られ、神と共に存在すると言い伝えられる島があります。その島とは沖縄本島南部の南城市沖合5キロに浮かぶ久高島です。海の彼方のあの世「ニライカナイ」に一番近い島と言われ、琉球開闢(かいびゃく)の祖アマミキヨが天から舞い降りてきて、ここから国づくりを始めたという琉球の聖地・パワースポットです。


那覇市内から車で約1時間程度で南城市の知念岬に到着。ここは初日の出のスポットとしても有名で元旦になると大勢の人がひと目初日の出を見ようと集まる場所でもあります。琉球のもうひとつの聖地・斎場御嶽のすぐ近くにこの知念岬公園があり、青い空と水平線を眺望できる絶景スポットです。そうこの知念岬から遥か5キロの海上に見える島が神の島と呼ばれる久高島です。知念岬から見ると本当に平坦な島で海と同化していてなかなか分かりにくいかもしれません。

          <知念岬公園>

          <知念岬から眺望した久高島>

南城市安座間(あざま)港から高速船を使うと約15(フェリー25)で着いてしまいます。安座間港には無料駐車場があるのでレンタカーで安心してお越し頂けますよ。久高島・徳仁港に到着すると久高島船待合所があり、付近は眺めのいい公園になっています。ガイドを付けて歩いて回るも良し、レンタサイクルもあるので自転車でのんびり島を巡るのも良し、はたまた夏は、そのまま港脇にあるビーチへ直行して海水浴を楽しむも良し。上陸してわかるのですが、どこか時の流れが違うような、沖縄本島とはまた違った雰囲気が何とも言えませんでした。

本当に海もきれいで、海水浴も楽しむことが出来ます。久高島には美しい砂浜が点在してるのですが、有名なのはニライカナイから五穀の種子が流れ着いた場所で島の農耕発祥の地と言われる「イシキ浜」、徳仁港から徒歩5分程度、キャンプ場も隣接している「めーぎ浜」、久高島の星砂の浜と言われる「うぱーま」などがあります。ちなみに「うぱーま」とは沖縄の方言で「広い浜」という意味です。※星砂をはじめ島の植物、サンゴから岩、石ひとつに至るまで島外に持ち出すことは禁止されています。

          <徳仁港より徒歩5分・めーぎ浜>

今回は、島のガイドこと西銘さんの案内で歩いてのんびり回りました。徒歩でもゆっくり歩いて約1時間程度の所要時間でしたが、島の集落からめーぎ浜、神の畑とよばれる「はんちゃたい」、外間殿(ふかまどぅん)、久高島宿泊交流館というNPO法人久高島振興会が運営している宿泊所を巡ることが出来ます。交流館には島の秘祭イザイホーの写真や島の歴史に関する資料などを展示した久高島民俗資料館が併設されています。久高島のことを知るならここは必見の場所です。

集落を歩いてるとウミヘビ「イラブー」の燻製を背中に担いで原チャリに乗るおじさんに出会いました。一見、黒く細長い備長炭のような感じなのですが、よく見るとウミヘビこと「イラブー」の燻製ではないか!びっくり!ひえーという感じでしたが、イラブ-汁を飲むと半年分の元気がもらえるという久高島の名物にもなっています。島の食事処でも食べることが出来ます。※時期によって食べられないこともあります。悪しからず。

久高島は島そのものが神聖な場所として信仰されているので神事が行われる時期は立ち入り禁止になります。また神事が行われていなくとも立ち入り禁止区域や観光客が参加できない行事があるので注意が必要です。詳しくは事前にHPで確認するかまたは下記、NPO法人久高島振興会まで予めお問合せ頂いてから出かけることをおすすめします。琉球王国のルーツを辿るスピリチュアルな旅をするなら久高島は外せないでしょう。近年、訪れる観光客も年々増えているようです。あなたも沖縄へお越しの際は、是非お出かけください。


NPO法人久高島振興会
電話:098-835-8919   http://www.kudakajima.jp/
【久高島へのアクセス】
那覇空港よりレンタカーで約1時間(沖縄高速道・南風原北IC経由)
安座真港から徳仁港まで高速船で約15分、フェリーで約25
【出航時間】
<安座真港⇒徳仁港>
1便 9 高速船
2便 10 フェリー
3便 1130 高速船
4便 14 フェリー
5便 1530 高速船
6便 1730分(夏季)、17時(冬季) フェリー
【料金】
高速船:片道760円、往復1460

フェリー:片道670円、往復1280



沖縄美ら海水族館にいちばん近いホテル「センチュリオンホテルリゾートヴィンテージ沖縄美ら海」グランドオープン

こんばんわ。沖縄大好きシーサーです。

さて、今回は「沖縄美ら海水族館」にいちばん近いホテルとして有名な「センチュリオンホテルリゾートヴィンテージ沖縄美ら海」のグランドオープンについて紹介します。もともとは「旧・ロワジールホテル沖縄美ら海」が20151222日に「センチュリオンホテル沖縄美ら海」としてリブランドオープンしたホテルですが、このたび201677日にグランドオープン!ホテルエントランス、ロビー、客室内装、ベッドなどをリニューアルしてイメージが変わっていました。



もともとこのホテルは名称が結構変わり、リブランドしてきた歴史があります。旧・ロイヤルビュー、旧・チサンリゾート、旧・ロワジールホテル沖縄美ら海、センチュリオンホテル沖縄美ら海、そして今回のグランドオープンで「センチュリオンホテルリゾートヴィンテージ沖縄美ら海」という名称となったようです。やや、「ホテル名が長くねっ!?」という感じもしますが、まだ実は、客室の増築計画もあるのだとか?


まず、エントランス、ロビーの内装を変えたので解放感があふれる感じで皆さんを出迎えてくれます。正面、いちばん奥にはかつて宴会場があったのですが、リニューアルによって「BARヴィンテージ」に変わっていました。とても明るく、日中は正面に伊江島を眺望することができる絶好のロケーションでしたよ。ビリヤードがあったり、ダーツがあったりと海外からの観光客もリラックスしたムードを楽しんでいました。

客室は以前、とても明るいイメージでしたが、リニューアルによって落ち着いた雰囲気になっていました。わかりやすく言えば、家族連れ受けする明るいファミリールームがカップル受けする落ち着いた大人の雰囲気になっていたといえば伝わるでしょうか?ベッドは世界が選ぶ、伝統と風格のブランド、1919年創立の英国ベッドメーカー「スランバーランド」を拘って使用してるようです。



客室タイプはオーシャンビューとパークサイド(F)の客室に分かれます。ちなみにロビーは2階、3回建てのホテルですが、エレベーターがないのがややマイナスポイントですかね。食事は基本1階レストラン「とれび庵」でのバイキング料理となります。ここは朝食、夕食はもちろん、外来のランチバイキングも営業しています。ランチは大人1,620円、小学生1,080円、45864円とホテルランチにしてはとてもリーズナブルで洋風オードブル、沖縄料理、日替わりちゃんぷるー、天麩羅や揚物、魚料理から肉料理まで約30種類の料理からなるランチバイキングでソフトドリンク、デザートも取り揃えたコスパの高い内容になっています。


ちなみにディナーバイキングは、大人2,400円、小人1,600円、451,200円という価格設定(※連休等特定日は価格変動の場合あり)になっています。夜は居酒屋風メニューなどもあり、地元客にも人気だとか。海洋博公園に隣接しており、ロケーションは抜群のホテルで沖縄美ら海水族館、エメラルドビーチまでそれぞれ徒歩5分なので早めにチェックインして海洋博公園や沖縄美ら海水族館でゆっくり過ごすのも良し、ゆったり連泊して夏シーズンはエメラルドビーチでの海水浴を楽しむのも良し、ゆったり時間を過ごせそうなホテルですね。


■センチュリオンホテルリゾートヴィンテージ沖縄美ら海
905-0206 沖縄県国頭郡本部町字石川938
電話:0980-48-3631 FAX0980-48-3639
【交通アクセス】
・那覇空港より沖縄自動車道「許田IC」、国道449号線、県道114号を経て約1時間47
・那覇空港より「やんばる急行バス」にて、各バス停を経由し「センチュリオンホテル 沖縄美ら海」下車 所要時間:2時間20分 料金:2,000
・那覇空港より「名護バスターミナル」まで1時間45分、バス乗換「石川入口」まで55分、下車徒歩12
那覇空港→名護バスターミナル/路線:111 高速バス 所要時間:1時間45分  料金:2,190
名護バスターミナル→石川入口/路線:65 本部半島線、66 本部半島線、70 備瀬線 所要時間:55分  料金:880円前後